業者に頼むといくらかかるかわかりませんし、内向的な私は業者とのコミュニケーションも億劫に感じてしまいます。それならばと自分で洗面台の交換にチャレンジしてみました。
本記事では、交換に際しに気を付ける点、気が付いたことを作業風景とともに解説していきます。ご自身で交換が可能なのか、ひとつの判断材料になれば幸いです。
こんな方におすすめ
- 洗面台交換費の節約をしたい方
- 洗面台交換に挑戦してみたい方
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洗面台の交換 新品だと周囲まで明るく見える
上記のように施工は無事終えられた。設備がきれいだとすっきりしますね。私は一般普及型の洗面台を選びました。
準備するもの
- 立水栓レンチ
- スパナ、モンキー、プライヤー など
- ドライバー、インパクトドライバー
- バケツ、その他水を処理できるもの
- コーキング、バックアップ材などの雑材
立水栓レンチは水栓によって対辺が合うレンチが必要になるため、販売店などに確認する必要が出てきます。洗面台を購入してもレンチはついていなかったので、別で購入することになります。
洗面台及び化粧鏡を壁にビス打ちなどする場合はインパクトドライバーや電動ドライバーを推奨します。
事前に確認する重要なこと
水が止水できるかは必ず確認が必要な重要なポイントです。通常は止水栓が水栓直下についていますが、無い場合と老朽化で栓が効かないことも考えられます。その場合、水道メーターなどの別の止水栓を探すことになります。
- 止水栓がきかない
- 止水栓がない
- 給水管のナットなどが固くて動かない
上記のような状況であれば、潔く手を引いてプロの業者へ依頼することも重要です。
交換にとりかかっていきます
1.止水を確実に行い、水栓の給水管及び排水トラップを取り外す、配管を外す際は水がたれるので、バケツなどで受けておく
ナットを緩める時は止水栓の本体側をおさえながら外して下さい。おさえないと事故につながります。
止水栓は一般的に壁から出ている給水管についています。我が家はハンドルがついていましたが、マイナスドライバーなどで閉めるタイプのものをあります。
2.その他ビス止め箇所やコーキング箇所があれば、取り外しや撤去を行う
3.旧洗面台の撤去、床、壁の補修をする場合は行う
掃除や補修などはこの時に行ってください。
4.新設の洗面台を設置できるよう加工
(壁出し給水管部、排水立ち上げ部の穴あけ加工等)
5.洗面台を設置する、水栓、給水管接続、排水トラップの接続を行う
(洗面台と壁をビス固定する場合は水栓設置より前に行う)
各配管接続終了後に止水栓をゆっくり開けてみて漏水がなければOKです！既設の配管位置によりますが、給水管を曲げすぎないよう注意して下さい。私は曲げすぎてしまいました。
6.任意で洗面台背面などの隙間にコーキング処理を行う
コーキングは任意ですが、洗面台の裏に水がいかないようにするために施工を推奨します。私は洗面台を固定しなかったので、コーキングでぐらつかないようにもなりました。
7.任意で化粧鏡の交換を行う
かかった費用について
| 項目 | 費用目安 |
| 洗面台本体 | 約30,000円 |
| 工具、雑材 | 約10,000円 |
| 合計 | 約40,000円 |
工具類がない方は必要分プラスαです。
業者へ依頼した場合、今回設置したようなスタンダートタイプであれば¥70,000~¥100,000程度かかると思われます。
苦労や失敗したところは
1.水栓レンチのサイズを細かく調べなかったため、対辺47mmのレンチが必要だと施工している最中に発覚、別途購入する手間と時間をかけてしまった
2．洗面台と壁の隙間にバックアップ材を入れたのですが、購入したバックアップ材が細すぎてすかすかになってしまった
使用できなかったのでこちらも再度購入することに
3．化粧鏡の取付ビスを打つ際に下地の木材が硬く、ビスがなめてしまった
全体の反省として下調べがたりず、これでいけるだろうと見切り発車してしまった。
洗面台交換施工のまとめ
初心者でもポイントをおさえれば洗面台の交換は可能ではあります。ただし配管破損や漏水事故のリスクを理解し、止水がすぐできるかなどの下調べが重要です。
不安や不明点がある場合は素直にプロの業者への依頼をご検討下さい。
工具がない方にとってはすべての工具を揃えると費用がかさんでしまいますが、基本的な工具がある方や今後もDIYをやっていくという方、施工費をおさえたい方にはぜひ挑戦していただきたいと思います。
次回はキッチンのワンホール水栓の交換に挑戦します。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
※今回購入した物品
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